Historians Club

戦国時代・国衆・荘園など奈良(大和)の歴史情報

2020-06-07から1日間の記事一覧

矢田氏(大和矢田氏)

「矢田氏」は矢田庄を本拠とした大和の在地武士である。矢田氏関する史料は、鎌倉時代後期や南北朝時代にも散見され、鎌倉時代には既に矢田氏を名乗り、この地域で活動していたことが確認できる。室町時代には矢田庄の下司職を務め、衆徒の家格を持っていた。

鳥見庄

「鳥見庄」は、奈良市中町、大和田町、石木町あたりに存在した荘園で、富雄川中流域にあった三つの荘園のうちの一つである。大和でも有数の大規模な荘園で、鳥見庄の歴史は、大和をめぐる政治・軍事情勢の変化のみならず、日本史の大きな出来事の影響を受け…