Historians Club

戦国時代・国衆・荘園など奈良(大和)の歴史情報

地域:奈良市(西部)

奈良市西部地域の歴史記事の一覧。

中鳥見庄(三碓庄)

「中鳥見庄」は、奈良市三碓あたりに存在した荘園で、富雄川中流域にあった三つの荘園のうちの一つである。鳥見庄や上鳥見庄が興福寺の荘園であったのに対し、中鳥見庄は京都の仁和寺の荘園であった。同時に興福寺の収益権も設定されるなど、権利関係が複雑…

上鳥見庄

「上鳥見庄」は、生駒市上町、鹿畑町、奈良市二名町あたり存在した荘園で、富雄川中流域にあった三つの荘園のうちの一つである。鎌倉時代以前の史料がなく、荘園が成立した経緯などはよく分からないが、室町時代には複数の所有者が分割して所有する荘園とな…

鳥見福西氏

「鳥見福西氏」は大和の在地武士である。大和の国衆(在地武士)に関する有名な史料で、「大乗院寺社雑事記」康正三年(一四五七年)四月二十八日の、一乗院と大乗院に属する衆徒・国民の一覧に名前が記載されていることから、鳥見地方の代表的な在地武士と…

鳥見庄

「鳥見庄」は、奈良市中町、大和田町、石木町あたりに存在した荘園で、富雄川中流域にあった三つの荘園のうちの一つである。大和でも有数の大規模な荘園で、鳥見庄の歴史は、大和をめぐる政治・軍事情勢の変化のみならず、日本史の大きな出来事の影響を受け…